2021.11.29
Web制作

Webサイト制作の流れ5STEPを解説!計画から運用まで紹介

Webサイト制作は「計画」「調査」「設計」「制作~公開」「運用」の流れで行います。売り上げや集客を狙ったWebサイトを作るなら、どれも欠かせない工程です。

ここでは、それぞれの工程でどのような作業を行っているのかについて詳しくご紹介します。 
Web制作は、「計画」「調査」「設計」「制作~公開」「運用」の流れで行います。 

多くのWebサイトは、商品の売り上げアップや集客を目指したものです。 
そういった目的を果たすためには、どの工程も欠かせません。 

しかしこれらの工程は、予算やWeb制作会社により内容が変わります。 
「調査」があいまいな会社や「運用」を一切行わない会社にWeb制作を依頼しても、理想とする目標には届きません。 

Webサイトで収益を上げたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。 

外注でWebサイト制作をする場合の流れ 

外注でWebサイト制作を依頼する場合、大まかな流れは「計画」→「調査」→「設計」→「制作~公開」→「運用」となります。 

それぞれの工程にかかる時間は、おおよそ以下のようなイメージです。

Web制作_工程と期間

ただしWebサイト制作にかかる時間は、サイトの種類やボリュームで大きく変わります。 

Webサイト制作_サイトの種類と制作期間

もし規模の大きいサイト制作を予定しているのであれば、長いと半年ほどかかる可能性もあるため、早めに取り掛かる必要があります。 

ここからは、それぞれの工程で行う作業を詳しく確認してみましょう。 

Webサイト制作の流れ①|計画

Web制作の流れ_計画

 

まずはWebサイト制作の会社を探すことになりますが、依頼する前に社内で行っておくべきことがあります。 

それは社内のWebサイトに対する考えを統一する作業です。 

これをしっかりと行っていなければ、完成したサイトに対して社内からクレームが出て、修正しなければならない可能性もあります。 

Webサイトの目的決定 

Webサイト制作会社を選ぶ前に、社内で明確にしておくべきことは次の4つです。 

<社内の統一事項> 
・Webサイトを作る目的(売り上げアップ・顧客の獲得など) 
・Webサイトの内容やイメージ 
・予算 
・納期 

サイトを作る目的により、サイトの作り方は変わります。 

また内容やイメージを社内で共有することで、制作がスムーズに進むでしょう。 
予算や納期を決めておくことも重要です。 

制作会社の作業に影響があるため、予算は「なるべく安く」というよりも「100万円以内で」、納期も「〇月末まで」というように、ざっくりした数字ではなく明確に決めましょう。 

これらはRFP(提案依頼書)にまとめて、制作会社に渡します。 

見積もり依頼・制作会社決定 

Webサイトに関して社内でイメージを統一できたところで、制作会社の選定に入ります。 
まずは気になる会社に見積もり依頼をしましょう。 

会社選びで注目すべきポイントは3つです。 

<会社選びのポイント> 
・制作会社の規模や実績 
・担当者との相性 
・Web制作後のフォロー体制 

Web制作会社には得意分野があります。 

制作会社のホームページで過去の実績を見れば、得意なジャンルがわかります。 
これから依頼しようとしているジャンルを任せられるかどうか確認してみましょう。 

またページ数の多い大掛かりなWebサイト制作は、小規模会社では難しい場合があります。 
会社の規模と作るサイトのボリュームがマッチしているかもチェックした方がよいでしょう。 

なかなか1社に決められないようなら、コンペや相見積もりをしてみるのもおすすめです。 
その際に、「担当者と長く付き合っていけそうか」「Webサイト制作後のフォロー体制がどうなっているか」といった点を確認しましょう。 

Web制作会社の選び方に困ったら、以下の記事も参考にしてください。
→「Web制作会社の選び方で【重要な8つのチェック項目】を解説!

Webサイト制作の流れ②|調査 

Web制作の流れ_調査

依頼する会社が決まったら、いよいよWeb制作です。 
この工程は、依頼主とWeb制作会社の双方で進めていきます。 

予算や納期により調査方法が変わる可能性もありますが、「調査」は収益を求めて制作するWebサイトの場合、非常に重要で欠かせない工程です。 

現状・目標確認 

「調査」では、Web制作会社からお客様に対して、綿密なヒアリングが行われます。 
詳しくヒアリングし、作ろうとしているWebサイトのイメージを双方で共有します。 

サイト制作を外注するにあたって、ヒアリングは最も重要な工程です。 
サイトのイメージをどれだけ具現化してもらえるかは、ヒアリングにかかっているといってもよいでしょう。 

具体的には、「Webサイトに求めるコンバージョン」「目標とするコンバージョン率」「既存のサイトの現状(ある場合)」などについて話します。 

サイトの確認には、「Googleアナリティクス」などのツールが使われます。 
「Googleアナリティクス」とは、Googleが無料で提供するアクセス解析ツールです。 

ユーザーの属性やどのページがよく見られているか、どの程度の効果が出ているなどをチェックします。 

市場・競合調査 

次に行われるのは、市場・競合の調査です。 
・流入キーワード 
・現在の業界内での立ち位置 
・競合サイトのアクセス数 

といった内容が調査されます。 

自社の強みを発信する際に、競合が同じ内容を発信していては差別化になりません。 
またその強みがユーザーの求めているものでなければ、コンバージョンにはつながりません。 

これらのポイントを調査することで、ピンポイントでユーザーに訴求できるコンテンツ作りを目指します。 

コンセプト決定 

市場・競合の調査内容をもとに、サイトのコンセプトを決定します。 

「どのような属性のユーザーに対してどのような情報を訴求するのか」を明確にしましょう。 
このコンセプトが今後Webサイト制作をしていくうえで、すべての工程の指針になります。 

ここで再度、上司や関係者の同意を得るようにしましょう。 
今後の作業をスムーズに進められます。 

Webサイト制作の流れ③|設計 

Webサイト制作の流れ_設計

調査が終わり、コンセプトが明確になったところで、サイト設計の工程に移っていきます。 

ここで行うのは次の3つです。 
①ターゲット選定 
②コンテンツ設計 
③UI/UX設計 

どの作業もサイト作成作業に入る前の重要な工程です。 

ターゲット選定 

市場や競合がわかれば、「ターゲット」が明確になります。 
ターゲットが明確になれば、「ペルソナ」の設定ができます。 

「ペルソナ」とは、ターゲットをベースにより詳細な職業・家族構成・悩みなどを設定した架空の人物像です。 

ペルソナを設定することで、サイトを訪れるユーザーのニーズが把握できます。 
それにより、どういったアプローチをすればより興味をもってもらえるのかが鮮明に見えてくるのです。 

集客や売り上げなど、より結果を出すために重要な工程といえます。 

コンテンツ設計 

より成約率の高いWebサイトを制作するためには、ペルソナがベネフィットを強く感じられるようなコンテンツの設計が重要です。 

「ベネフィット」とは、「商品を使用したことで得られるプラスの効果」です。 
「メリット」と混同されがちですが、実際の意味は少し違います。 

たとえばロボット掃除機で考えてみましょう。 

<ロボット掃除機のメリットとベネフィット> 

メリットとベネフィットの違い

このように具体的なベネフィットを感じられると、ユーザーの購買意欲を高められます。 

この点を踏まえ、競合他社を上回り、強い訴求力を持つコンテンツを設計します。 
「ディレクトリマップ」の作成も必要です。 

「ディレクトリマップ」とは、Webサイトの全URLやタイトルをまとめた一覧表のことで、今後の作業がスムーズに進むように関係者同士で共有します。 

UI/UX設計 

どういったコンテンツか決めたところで、デザインの方向性を決めていきます。 
まずは「UI/UXの設計」を行います。 

「UI」とは、フォントの種類やサイトデザインなど視界に入る情報すべてのことです。 
「UX」は、ユーザーが得られる体験・経験のことです。 

ユーザーによりよいUXを感じてもらうためには、UIが重要な要素となります。 

さらに、どこにどのようなサイトがあるかを明確にした「サイトマップ」、サイトのレイアウトを書いた設計図「ワイヤーフレーム」も作成します。 

Webサイト制作の流れ④|制作

Webサイト制作の流れ_設計

ここからいよいよ実際にサイト制作の作業に入ります。 

今後のスケジュールを作成後、キックオフミーティングを行い、再度Webサイトの目的やスケジュール・日程などの情報を共有します。 

デザイン制作 

まずはデザイナーによる作業です。 
設定したUIやコンセプトをもとに、メインの色・フォント・画像素材・共通パーツなどを確定します。 

それと同時に、お客様の営業資料や社内資料など、サイトに掲載する素材の準備も忘れてはいけません。 必要な素材が揃ったところで、デザイン案が作成され、依頼者は案をチェックします。 

「もともとのイメージに沿っているか」「デザインに違和感がないか」などを確認し、問題ないようなら制作を進めてもらいます。 

コーディング 

デザインチェックができたものから、コーディング(Web化)していきます。 
「コーディング」とは、プログラミング言語によってプログラミングコードを入力していく作業です。 

作ったデザインをWebページに表示させるために、エンジニアの手でCMS(コンテンツ管理システム)へ載せていきます。 この時点で、サイト内のさまざまな仕組みもあわせて作られます。 

テスト~リリース 

コーディングを終えると、テストサーバーで内容の確認を行います。 

ここでは、以下のような内容をチェックします。 
・誤字脱字チェック 
・情報は正しいか 
・スマホの表示はできているか 
・お問い合わせ機能は正常に動くか 

公開後に間違いに気づくことのないよう、入念なチェックが必要です。 
チェックが完了すると、いよいよリリースです。 

リリース後は、実際のサイトでもテストを行い、問題がないか再度チェックします。 

Webサイト制作の流れ⑤|運用 

Webサイト制作の流れ_運用

リリースさえすればサイト制作が終わるわけではありません。 
リリース後は、サイトの保守管理と集客を目指した施策を継続的に行う必要があります。 

保守管理では、「サイトがハッカーによって乗っ取られないか」「使用していくうえでトラブルが起きていないか」といったことを常に監視しなければなりません。 

WordPressやプラグインのアップデートの対応も必要です。 
トラブルが起きると、会社として打撃になるだけでなく、ユーザーにも迷惑がかかる恐れがあります。  

Webサイトの保守管理について詳しくは以下の記事をご覧ください。
→「WordPressの保守管理|保守内容とサービス会社の選び方」 

さらに集客するためのWebマーケティングも必要です。 
目標とするコンバージョンに届くよう、さまざまな対策を行います。 

Webマーケティングには短期施策と長期施策があり、これらをうまく使ってサイト運営をしていきます。 

短期施策 

短期施策として挙げられるのが「リスティング広告」です。 

「リスティング広告(検索連動型広告)」とは、GoogleやYahoo!のような検索エンジンの検索結果に表示させ、Webサイトへ誘導する広告のことです。 

リスティング広告は、比較的簡単にアカウントの発行ができ、設定した当日から広告の掲載ができます。 このスピード感は短期施策にぴったりです。 

「どのキーワードで広告を表示するか」「1日あたり支払う予算」などを自分で決められ、予算に合わせた施策を行えます。 

長期施策 

長期施策としては「コンテンツマーケティング」が挙げられます。 
ユーザーにとって価値あるコンテンツ(記事や動画)を作成し、発信することです。 

コンテンツマーケティングは、SEO対策の中でも王道の施策といわれています。 
優良なコンテンツを発信することで、検索エンジンに正しい情報を伝達し、検索上位に入るように働きかけます。 

それと同時にサイトのアクセス解析や分析も必要です。 
「どの程度アクセスがあり収益につながっているのか」「想定しているコンバージョンに届くのか」といったことを、「Googleアナリティクス」や「Google Search Console」でチェックします。 

集客できていないコンテンツがあれば改善し、ユーザビリティの向上を目指します。 
これらの施策は結果が出るまでに時間がかかるため、じっくりとサイトを育てるつもりで行うことが重要です。 

すべてを行うWebサイト制作会社は少ない 

ここまでWebサイトの計画から運用までご紹介しました。 
依頼者の中には、すべての作業をまとめて行ってほしいと考える方もいらっしゃるでしょう。 

しかし現状では、Web制作のみを行う会社やWebマーケティングのみを行う会社も多く、すべての作業を行ってくれるとは限りません。 

それぞれの工程を別々に対応すると、その分時間と費用がかかります。 
お客様にとっても、ヒアリングの回数が増えるなど、負担がかかってしまうでしょう。 

可能であれば見積もりの際にどこまで対応してもらえるかを確認し、すべてを一括で行える会社に依頼するのがおすすめです。 

その際は長く付き合っていけるように、信頼できる会社を選びましょう。 

まとめ 

Web制作は、「計画」→「調査」→「設計」→「制作~公開」→「運用」の流れで進みます。 

Web制作の流れ

どれも集客や売り上げを上げるためには必要不可欠な工程で、お客様とWeb制作会社が一丸となって進めていかなければなりません。 

そのためにも、信頼できるWeb制作会社を見つけることが重要です。 
長期的に付き合えて、安心して任せられるWeb制作会社を探しましょう。