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img投稿日: 2026.07.02
img最終更新日: 2026.07.02

WordPressのカスタム投稿とは?仕組み・実装方法・通常投稿との違いを解説

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WordPressのカスタム投稿とは?仕組み・実装方法・通常投稿との違いを解説

個人・法人を問わず、Webサイトを構築する際に最も利用されているCMSが「WordPress」です。
標準機能だけでも簡単にWebサイト運営ができるため、世界中で使われています。

そして、より本格的で使い勝手の良いサイトを作るために便利なのが「カスタム投稿」です。

カスタム投稿を適切に活用すると、サイトの更新作業が大幅に効率化され、社内でのコンテンツ管理がスムーズになります。

この記事では、カスタム投稿の基本的な意味から、導入する具体的なメリット、実践的な実装方法まで、詳しく解説します。

Webサイトの運用体制に課題を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

WordPressのカスタム投稿とは

WordPress カスタム投稿

WordPressの管理画面には、インストールした初期の段階で、「投稿」や「固定ページ」といった機能が用意されています。
これらの機能を使うことで、簡単に記事の追加が可能です。

カスタム投稿(カスタム投稿タイプ)とは、標準で用意されている投稿機能とは別に、新しく独自の投稿タイプを作成できる機能のことです。

上記画像は、弊社のWordPressの管理画面ですが、黄枠で囲っている部分が通常の投稿、赤枠で囲っている部分がカスタム投稿となります。

同じ形式のページを追加するならカスタム投稿が最適

企業サイトを運用していると、お知らせや製品情報など、同じフォーマットで記事を増やしていくケースが頻繁に発生します。

標準の「投稿」の中にすべての情報を混ぜてしまうと、管理画面が記事で溢れかえり、過去の重要な情報を探しづらくなってしまうでしょう。

そこで、カスタム投稿を利用して「製品情報」や「社員紹介」といった独自の専用枠を設ける手法が有効となります。

情報の種類ごとに専用の投稿タイプを用意することで、コンテンツの追加が簡単になることはもちろん、コンテンツの整理整頓もしやすくなるため、サイト全体の構造を美しく保てます。

さらに、情報のカテゴリ分けもスムーズになるため、結果的に検索エンジンのクローラーに対してもサイト構成を正しく伝える手助けとなる点もメリットです。

通常の「投稿」や「固定ページ」との違い

WordPressの標準投稿機能とカスタム投稿機能には、用途において明確な違いがあります。

以下の表で、それぞれの特徴と使い分けの目安を整理しました。

種類特徴と主な用途
投稿日々更新されるコラムや日記などに使用。時系列で表示され、カテゴリ分けが可能。
固定ページ会社概要やお問い合わせなど、単独で存在するページに使用。時系列には属さない。
カスタム投稿商品カタログや採用情報など、特定のテーマで独立させたい継続的なコンテンツに使用。

それぞれの役割を分けることで、将来的にサイトの拡張性を高めやすくなるでしょう。

弊社の固定ページの例

標準の「投稿」は、形式が決まっていない記事を追加していくのに適しています。

例えば、決まった形式がなく、あまり更新する必要がない「会社情報」や「経営理念」などは、固定ページを使って投稿するのが一般的です。

以下、弊社のWordPressの管理画面で、「固定ページ」から経営理念に関するコンテンツを作成した例です。

固定ページの例

なお、弊社の場合は通常の固定ページもカスタム投稿にしています。

固定ページにデフォルトで搭載されている編集機能のみではできないことが多いため、運用しやすいように「できること」を増やしています。

要素の配置変更はできませんが、テキストと画像は差し替えられます。

その他、「代表メッセージ」や「アクセス」ページも、ご希望に合わせて手軽に更新できる仕様へ柔軟に設計することが可能です。(要素の配置の変更は不可)

弊社のカスタム投稿の例

製品情報や制作実績、FAQ(よくある質問)などの「一定の型」があるコンテンツを追加していく場合は、カスタム投稿の方が向いています。

こちらも、弊社のWordPressの管理画面の例となります。

カスタム投稿の例

「よくある質問」コンテンツを、カスタム投稿として作成しています。

よくある質問は一問一答形式であるため、カスタム投稿に最適です。

弊社では、上記画像のように、「質問」と「回答」のフィールドにテキストを入力するだけで、アコーディオンタイプのFAQコンテンツを手軽に作成できるようにしています。

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WordPressでカスタム投稿を導入するメリット

WordPress カスタム投稿 メリット

カスタム投稿を導入することで、Webサイトの運用体制やデザイン面にさまざまな恩恵をもたらします。

ここでは、オウンドメディアを成長させるための、代表的な4つのメリットを紹介していきます。

簡単にページの追加ができるため運用効率が上がる

カスタム投稿を導入する最大の利点は、日常的な更新作業が非常にスムーズになることです。

カスタム投稿の例

例えば、弊社では「制作実績」という専用メニューを管理画面に用意しています。担当者はそこを開いて、フォーマットに沿って入力するだけで作業が完結します。

標準の投稿機能を使って、毎回カテゴリやタグを選択したり、フォーマットを整えたりする手間が省けるため、Webの専門知識がないスタッフでも迷わずに操作できるでしょう。

投稿ごとにカスタムフィールドを設定できる

カスタム投稿は、入力項目を自由にカスタマイズできる「カスタムフィールド」という仕組みとの相性が抜群に良いです。

標準の投稿画面にある広いテキストエリアに自由記述するのではなく、必要な情報だけを入力する専用のフォームを作成できます。

カスタム投稿の例

弊社の採用サイトの募集要項ページを例に挙げると、「職種名」「給与」「勤務地」「必須スキル」といった、専用の入力枠をあらかじめ設定しておく形です。

担当者は、決められた枠にテキストを入力するだけで済むため、社内の誰が更新作業をおこなってもページの品質が安定します。

通常の投稿よりもデザインの自由度が上がる

WordPressでは、投稿タイプごとに適用するデザインテンプレートを個別に設定することが可能です。

そのため、「標準のブログ記事」と「カスタム投稿で作った制作実績ページ」のデザインを、完全に切り離して構築できます。

プログラミングの複雑な条件分岐などを駆使せずに、コンテンツの特性に合わせた最適なレイアウトを適用できるのは、カスタム投稿の大きな強みと言えるでしょう。

独自のレイアウトをそれぞれの投稿タイプに用意することで、ユーザーにとって見やすく、企業の魅力が伝わりやすい情報発信を実現できるようになります。

デザインが崩れる心配がない

WordPressの操作に慣れていない人が、標準の入力画面で自由にレイアウトを組もうとすると、ページの表示が崩れてしまうことがあります。

しかし、カスタムフィールドを組み合わせたカスタム投稿であれば、あらかじめ指定された箇所に文字や画像を登録するだけでページが自動的に完成します。

入力者がデザイン部分に直接触れる必要がないため、予期せぬレイアウト崩れを未然に防ぐことが可能です。

デザイン崩れは、企業のブランドイメージの低下につながりかねませんが、そのようなリスクを排除できる点も、カスタム投稿の大きなメリットです。

カスタム投稿にすると便利なページ

カスタム投稿 便利 ページ

実際にどのようなコンテンツをカスタム投稿へ移行すべきか、迷うケースもあるでしょう。

そこでこの項目では、一般的な企業サイトと、採用活動に特化したサイトのそれぞれにおいて、カスタム投稿と相性の良いページの例を紹介します。

通常サイトの場合

一般的なコーポレートサイトやサービスサイトにおいて、カスタム投稿化が強く推奨されるのは、「同種のデータが継続的に蓄積されていく形式のコンテンツ」です。

具体的には、以下のようなコンテンツがカスタム投稿に適しています。

  • 製品やサービスの詳細情報
  • 導入事例
  • お客様の声
  • よくある質問(FAQ)
  • イベントやセミナーの開催情報
  • 全国にある店舗や営業所の拠点情報
  • テレビや雑誌などのメディア掲載実績
  • 株主向けのIR情報や決算公告
  • 業界特有の専門用語集

特に、製品情報や店舗情報などは、仕様や価格、住所といった表記項目が共通しているため、専用の入力フォームを設ける効果が非常に大きいです。

また、サイト内の情報を構造化して正しく整理しておくことで、サイトを訪れたユーザーが目的のページを直感的に理解しやすくなる効果も期待できるでしょう。

採用サイトの場合

採用サイトを運用する際も、情報が頻繁に追加・更新されるページをカスタム投稿にして独立管理するのが最適です。

カスタム投稿にすべき代表的な例としては、以下のようなコンテンツがあります。

  • 職種ごと、あるいは勤務地ごとの募集要項
  • 現場で活躍する社員インタビュー
  • 新入社員や若手社員による座談会企画
  • 社内イベントや研修風景のレポート
  • オフィス環境
  • 福利厚生の紹介
  • 採用関連のよくある質問(FAQ)
  • 採用担当者からの案内

中でも、募集要項は、雇用形態や勤務地などの条件で絞り込み検索をおこなう機能とセットで実装されることが多いです。

条件に応じた検索機能を正しく作動させるためにも、募集要項の形式を揃えられるカスタム投稿化は、かなり重要と言えるでしょう。

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カスタム投稿を実装する方法

カスタム投稿 実装 方法

WordPressにカスタム投稿を追加するには、主にプラグインを使用する方法と、テーマファイルを直接編集する方法が存在します。

状況や技術力に合わせた3つの実装方法を解説します。

無料プラグインを利用する

最も手軽な方法は、無料で提供されているカスタム投稿専用のプラグインをインストールして実装することです。

代表的なプラグインとして、「Custom Post Type UI(CPT UI)」が世界中のユーザーから広く利用されています。

管理画面上の直感的な操作だけで、新しい投稿タイプや専用のカテゴリー(カスタムタクソノミー)をすぐに追加することが可能です。

プログラムのコードを直接書く必要がないため、Web制作の初心者でも比較的簡単に導入できる手法として人気を集めています。

Advanced Custom Fields Proで本格的に実装する

より高度なカスタム投稿を構築したい場合は、「Advanced Custom Fields(ACF)」というプラグインの利用が効果的です。

ACFは、入力フォームを自由に作成できるプラグインとして有名ですが、2023年にリリースされたバージョン6.1以降では、カスタム投稿タイプやカスタムタクソノミー(独自のカテゴリー分類)の登録機能も利用できるようになりました。

カスタム投稿の作成機能は無料版でも利用できますが、有料の「ACF Pro」を導入すると、繰り返しフィールド(Repeater Field)や柔軟なレイアウト機能など、より高度なカスタマイズが可能になります。

コーポレートサイトや採用サイトを本格的に運用する上で、現在のWordPress制作において重要なプラグインの一つと言えるでしょう。

functions.phpを編集して自作する

上級者向けになりますが、使用しているテーマの「functions.php」というファイルにコードを直接記述して実装する方法もあります。

具体的には、「register_post_type」というWordPressの専用関数を用いて、投稿タイプの名前や各種設定を定義していきます。

例えば、「お知らせ」というカスタム投稿を作成する場合のサンプルコードは以下の通りです。

add_action( ‘init’, ‘create_custom_post_news’ );
function create_custom_post_news() {
    register_post_type( ‘news’, array(
        ‘labels’ => array( ‘name’ => ‘お知らせ’ ),
        ‘public’ => true,
        ‘has_archive’ => true,
    ));
}

上記は、あくまで簡易的な例です。

実際の運用では、URL構造などの細かい設定をおこなうため、コードはさらに長くなるのが一般的でしょう。

なお、親テーマのfunctions.phpに直接記述してしまうと、テーマのアップデート時に設定がすべて消えてしまうリスクがあります。

また、将来的に別のテーマへ変更した際に、カスタム投稿のメニューが消えてしまうことがあるため、実装する際は「子テーマ」を使用するか、自作プラグインとして安全に管理するようにしてください。

弊社におけるカスタム投稿の設計

株式会社NOBU

採用サイト制作サービス「Creer+(クリーアプラス)」を運営する株式会社NOBUでは、成果の出る採用サイト運用のために、緻密な設計思想を持ったカスタム投稿の構築をおこなっています。

採用サイト内において継続的に記事が増えていく「お知らせ」「実績紹介」「募集要項」「社員インタビュー」といったコンテンツは、すべてカスタム投稿で管理しやすいように実装します。

これらのページには、前述の「Advanced Custom Fields Pro」を導入し、担当者様が直感的にテキストや画像を当てはめられる専用の入力フォームをご用意いたします。

頻繁な構造変更が生じない「トップページ」や「アクセスページ」「代表メッセージ」などは、通常ページとして扱いつつ、必要に応じて画像やテキストの一部を自由かつ安全に編集できるような仕組みを取り入れています。

自社のスタッフが誰でも簡単に更新でき、かつデザイン品質を落とさない設計こそが、安定的かつ長期的な採用活動を成功させるポイントです。

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まとめ

同じフォーマットでコンテンツを追加する機会が多い場合、WordPressのカスタム投稿は、Webサイトの運用効率を大幅に高めます。

情報の種類ごとに管理枠を分けてカスタムフィールドと組み合わせることで、社内での更新業務が効率化されるだけでなく、サイトを訪れたユーザーにとっても情報が探しやすくなります。

なお、カスタム投稿を活用した本格的なサイト構築において、専門的な技術や社内リソースが不足していると感じる場合は、外部のプロフェッショナルへ委託するのも一つの賢明な選択です。

採用サイト制作サービス「Creer+(クリーアプラス)」では、カスタム投稿を活用した、「検索エンジンに強く求職者の心に響くオーダーメイドのサイト構築」をトータルでサポートしております。

自社の魅力を最大限に引き出す採用メディアの立ち上げをご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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