【2020年最新】SEOの基本概念と新しい時代のSEO対策とは
こんにちは!
今回はSEOの基本概念と2020年最新のSEO対策を解説していきます。
この記事を読むことでSEOについての基本的な概念だけでなく2020年から取り組むべきSEO対策手法を理解することが出来ます。
目次
SEO対策とは
SEOとは”Search Engine Optimization” の略です。
日本語で言えば検索エンジン最適化です。
この検索エンジン最適化をすることで検索順位が上位化し、Web上で集客をかけることが可能になります。
よくWebサイトはWeb上の営業マンと言われることがあります。
なぜならあなたが寝ている間でも24時間、Web上で集客を行ったりクライアントを口説いたりしてくれるからです。
しかし、この営業マンも検索順位で上位化していなければ顧客と顔を合わせて営業してくれません。
検索順位で上位に上げるための施策がSEO対策です。
そしてこのSEO対策を行うためには検索エンジンの理解がまずは欠かせません。
検索エンジンとは
GoogleやYahooが代表的なものです。
デスクトップPCにおける検索エンジンのユーザーシェア率はGoogleが75.7%、Yahooが15.56%、bingが8.06%です。
WindowsのデスクトップPCでは最初からインターネットエクスプローラーやMicrosoftedgeが標準ブラウザとして開かれるため一定数のパソコンユーザーはbingを使用していることがわかりますね。
引用元:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/desktop/japan#monthly-201902-202002-bar
スマートフォンなどのモバイル端末のシェア率は下記の通りです。
Googleが74.74%、Yahooが24.43%、bing0.28%となっています。
iPhoneのSafariでは、デフォルト(初期設定)の検索エンジンがGoogleに設定されています。
そのため、Safariを使っているユーザーで初期設定を変更していない場合はすべてGoogleに該当します。
最近ではモバイルファーストインデックスと言って、デスクトップPCの使いやすさよりもスマホサイトでの使いやすさが重要視されるようになっているのでスマホ対応していないWebサイトは致命的です。
引用元:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/mobile/japan#monthly-201902-202002-bar
実は、GoogleとYahooでは同じ検索エンジンの仕組みを使っています。
そのため、SEO対策をするのであればGoogleを中心に行えばYahooも自然と上がってくることになります。
そしてこの検索結果の表示順位を決める仕組みのことを検索アルゴリズムと呼びます。
検索アルゴリズムとは
このアルゴリズムですが頻繁にアップデートされます。
アップデートされるから定期的に順位変動が起きるんですね。
そしてこのアップデートは大きなものから小さいものまで様々あります。
このアルゴリズムの基準で最も大事なのがユーザー利便性です。
ユーザー利便性が考えられたWebサイトはこのアルゴリズムの好意的な評価を受けて掲載順位が上がりやすくなるのです。
Webサイトにおける利便性とは
Googleが掲げている理念の1つにこのユーザーファーストの概念があります。
その概念が下記です。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
引用元:https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja
この概念にあるようにGoogleが第一に考えているのはユーザーの利便性です。
ユーザーがGoogleの検索エンジンを使っていて「欲しい情報が見つからない」「使いづらい」「不便」と感じる体験をすると、Googleの検索エンジンを使わなくなりますよね?
こうした体験をさせないためにも良質な記事やコンテンツを上位表示させるというのが正しいSEO対策です。
では、このようなユーザー利便性は具体的にどのような指標で判断すべきでしょうか?
いくつかの具体的な指標で説明します。
Webサイトの滞在時間
まずはWebサイトの滞在時間が見られています。
なぜなら役に立たないコンテンツが満載のWebサイトだったら滞在時間も短いはずだからです。
逆に高品質なコンテンツ、ユーザーにとって役立つコンテンツが多いWebサイトはユーザー利便性が高いと判断されます。
直帰率
直帰率というのは、Webサイトに訪れたユーザーが他のページを見ずに離脱する率です。
この 1 ページのみの訪問ではWebサイトにおける滞在時間は 0 秒と判定されてしまいます。
直帰率が高すぎるWebサイトはユーザーにとって価値のあるコンテンツが無いWebサイトという判断を受けてしまうため、この直帰率も低い方が良い数値です。
ページ内部の回遊性
1人当たりのユーザーが1回のアクセスで何ページWebサイトを回遊したのかも重要です。
平均閲覧ページ数が1ページのWebサイトと5ページのWebサイトでは興味、関心が後者の方が高いであろうということはわかります。
また、上記の滞在時間や直帰率の数値も改善されます。
これらの指標はGoogleアナリティクスという分析ツールを使うことで確認することが出来ます。
下記のようなページです。
どのようなページが良く見られているのかやどういった経路からお問合せが来ているのか、などを確認することで自社サイトの課題を見つけることが可能です。
2020年最新のSEO対策方法
通常、これまでのSEO対策ではWebサイトの内部情報を改善してクローラーと呼ばれるGoogleのボットに対してわかりやすいサイトコンテンツを作ることやユーザーにとっても見やすくわかりやすいWebサイトを作るということが主流でした。
また、Webサイト内部を改善して表示速度を向上させるといった方法も有効でした。
もちろんこれらの手法は重要です。
これからもこういった基本は守りつつ、しっかり作り込んでいかなくてはなりません。
しかし、これだけではこれからの時代は限界があります。
では一体、これらの数字を改善するためにはどうしたら良いでしょうか?
今回のブログではこれからの時代の新しいSEO対策の方法をお伝えします。
YouTubeを活用しよう
結論ですが、YouTubeをやりましょう。
なぜYouTubeなのか?
それは、動画が一番伝えたいことが伝わるからです。
動画が一番伝わる根拠
メラビアンの法則はご存知でしょうか?
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した理論ですが言語情報は全体の7%しか伝わっていないという研究です。
僕がこんなに一生懸命ブログを書いても7%しか伝わっていないなんて( ノД`)シクシク…
これを見てわかる通り、YouTubeはまさに視覚と聴覚に訴えかけるメディアです。
素晴らしいブログや記事を書くことももちろん重要です。
しかしそれを動画にしてわかりやすくユーザーに伝えることでよりユーザーとって有益な情報になるのです。
滞在時間が長くなる
Webサイトに埋め込まれた動画を見ていただくことで必然的に滞在時間も増えやすくなります。
興味を喚起できるような動画であれば再生時間が長くても最後まで見てくれます。
例えば、10分動画を見てくれたとすればそれだけ有益な応報をユーザーに与えたはずです。
自然とWebサイトの評価も上がることは言うまでもありません。
心理的な距離が近くなる
さらに、文字だけでは伝わらないパーソナルな部分(キャラクター等)が伝わるので心理的な距離も近づきやすくなります。
もしあなたの動画を見て好印象を与えることが出来た場合、その後もユーザーはあなたの発信に注目しいつの間にかファンのような気持になるのです。
こうした効果を考えると今後のビジネス戦略においてYouTubeなどの動画を使ったマーケティング戦略は絶対に外せないものとなります。
5G時代が動画マーケティングを後押し
すでに多方面でも言われている通り、5G時代は動画マーケティングが活況になる時代です。
これまではスマホの速度制限がかかってしまったり、Webサイトのデータ量が重くなることでWebサイトの表示速度が重くなることがマイナスに働くため動画を入れることへの懸念もありました。
5Gになればこれらの問題が解決するため動画を入れることのマイナスがありません。
2020年3月現在はごく一部の地域でしか5G電波が届かないなどインフラが整っていません。
しかし、2020年末ごろにはインフラが整備されてようやく実用性が追い付いてくるのではないかと言われています。
YouTubeだけでも大きな集客効果が得られる
今回の話はSEO対策としてお伝えしましたがYouTubeだけでも相当大きいプラットフォームなのでうまく活用することで大きな集客効果が得られます。
今までは大きな資本を持っている大企業が圧倒的な広告費をかけてきて中小企業が資本力だけでは勝てない時代でした。
しかしこれからの時代はYouTube戦略を取り入れることにより資本力ではなく自社サービスのクオリティで勝負できる時代です。
私もスタートアップ企業の1社としてGoogle社が用意してくれているこの素晴らしいプラットフォームを利用していきます。
ぜひ頑張っていきましょう!それでは!