【2023年Yahoo広告】Yahoo! JAPAN IDとYahooビジネスIDの連携必須に!どう管理・対応するべき?
Yahoo広告を運用しているとこんなお知らせが出てきました(2023年1月現在)
この度Yahoo!ビジネスサービスでは、セキュリテイ強化のためYahoo! JAPANビジネスIDのログイン方法を、Yahoo! JAPAN IDとID連携してログインする方法へ統一いたします。
https://business.yahoo.co.jp/release/20220308.html
Q.ID連携しないとどうなりますか?
https://business.yahoo.co.jp/release/20220308.html
A.ご利用のサービスやツールにログインできなくなります。
これまでのビジネスIDとパスワードのログイン方法では利用できなくなりますので、ご利用のサービスやツールよりご案内するスケジュールに合わせて、ID連携のご対応をお願いいたします。
これを見たとき、こんな疑問が浮かびませんでしたか?
- なぜ個人のYahooアカウントでログインをしないといけなくなるの?
- YahooビジネスIDは廃止になるの?
- Web担当者が退職したり異動した際はどうすれば良いの?
- 具体的な対応手順が知りたい
「個人のYahooJAPAN IDと連携する」ということでどう対応すれば良いのか混乱してしまった方もいるのではないでしょうか。そんな方のためにどう対処すれば良いのか解説します。
目次
なぜYahoo広告のログインでID連携が必要になるのか?
Yahooの「よくあるご質問」には下記のように記載されています。
より安全性が高いログイン方法をご利用いただくため、Yahoo! JAPAN IDとの連携を必須とさせていただくことになりました。
https://business.yahoo.co.jp/release/20220308.html
セキュリティ向上のために本人確認などで利用されるのではないでしょうか。
Google広告もそうですが、本人認証の流れが強化されている感がありますね。
YahooビジネスIDが廃止されるわけではない
まずYahoo! JAPANビジネスIDが一切使用できなくなる(廃止される)ものではありません。
ログインにおいて、Yahoo! JAPANビジネスIDとYahoo! JAPAN IDを連携し、Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要になるというのが今回の連携概要です。
Yahoo! JAPAN IDとの連携が必須となるため、すでに個人でお使いのYahoo! JAPAN ID、もしくはまだ持っていない方は新たにYahoo! JAPAN IDの取得が必要となります。
Web広告の担当者が異動や退職をした場合の対応
退職等で不要になった際には、担当者のYahoo! JAPANビジネスIDの削除が必要です。
理由として退職等で不要になった際は、Yahoo! JAPANビジネスIDの削除をしなければ退職後もログイン出来てしまい、それこそセキュリティのリスクがあるからです。
そのためYahoo! JAPANビジネスIDおよびYahoo! JAPAN IDについては担当者ごとに発行することが会社の管理上は望ましいと言えるでしょう。
また、ビジネスIDの削除後は連携されたYahoo! JAPAN IDでもログインはできない状態となります。
Yahoo! JAPANビジネスIDとYahoo! JAPAN IDの連携方法
STEP1:メールアドレスを準備する
Yahoo! JAPAN IDの認証で使用するメールアドレスを準備します。
こちらのメールアドレスは今後、ログインする際に毎回認証用に使用します。
そのため、必要に応じてGmailなどを新規で作成しても良いでしょう。
Yahoo! JAPAN IDをすでにお持ちの方はそこに電話番号が紐づけられていればそれでも認証可能です。
しかし、管理の事情によりYahoo広告アカウントを複数作成しないといけない場合はYahoo! JAPAN IDに対応する電話番号を複数持たなくてはなりません。
一人でいくつも電話番号を持てる方は良いですが、そんなに複数の回線を契約出来ない方が大半だと思いますので、ここではメールアドレスのみで認証する方法をご紹介します。
STEP2:Yahoo広告の管理画面から従業員登録をする
Yahoo広告の管理画面にログインして、「管理」ボタンをクリックしましょう。
「従業員新規登録」をクリックし、新規従業員を追加します。
STEP1で準備したメールアドレスで従業員登録し、YahooビジネスIDを取得しましょう。
Yahoo! JAPANビジネスIDの新規発行は、下記ページの手順で可能です。
権限管理機能でアカウントにユーザーを招待する流れ
STEP3:Yahoo! JAPANビジネスIDとYahoo! JAPAN IDを紐づける
続いて、Yahoo! JAPANビジネスIDとYahoo! JAPAN IDを紐づける作業に入ります。
具体的な作業手順はYahooさんが用意している下記のリンクがわかりやすいので、こちらの手順通りにやってみましょう。
メールアドレスを用いてYahoo! JAPAN IDを登録する
上記作業を終えたら、ログインが出来るはずです!
まとめ
日々、広告運用しているとこういったアラートが出てきて放置していると急にアカウント凍結といった事態にもなりかねません。
1つ1つしっかりと対策していきたいものですね。
弊社ではGoogle、Yahooのリスティング広告について上場企業様を中心に対応させていただいております。
運用の相談をしたいという方はお気軽にお問い合わせください。