腹部余剰皮膚切除 背中脂肪吸引 腰脂肪吸引 の症例情報
「鬼クビレ」脂肪吸引＋帝王切開の傷跡拡大切除（同時）で、吸引後のタルミをスッキリ無くした症例をご紹介！
今回は、帝王切開の傷跡（食い込みがとても強く、左右非対称で歪んでいた）の悩みがあったので、帝王切開の傷跡を大きく広めに切り取り、その傷からお腹全面を脂肪吸引（鬼クビレ作り）しました。傷跡拡大切除は、いわば、ミニタミータック手術になります。お腹の脂肪吸引がしたいのだけれど、帝王切開の傷跡があって出来ない人（リスクが高くてクリニックに断られた人）などは参考にしてみてください。
↑まずはデザインですが、通常の「 腹部 ＋ 胸下 ＋ 腰 ＋ 背中の下部 」に加えて、赤色で示した 帝王切開の傷跡 の上下２ｃｍ程度（合計４ｃｍ幅）で切り取る手術予定です。術前クビレの周径は７６.５ｃｍでした。
↑下腹部の帝王切開の食い込みの強い傷を最大幅 ４ｃｍ で切り取った皮膚です。切り取ると縮んでしまって、少し小さく見えます。吸引した脂肪量は、このお腹周りで約２０００ｃｃになります。
↑まずは翌日の状態をご覧ください。内出血の非常に少ない翌日の状態 ですね！組織損傷の少ない脂肪吸引がなされことが分かります！
↑帝王切開の傷 を見てみましょう。帝王切開などの開腹手術の傷は筋膜と完全に癒着してしまうので、とても強い食い込んだ傷になるのですが、当院の傷修正手術の場合、単に傷跡を切り取って縫うのではなく、再癒着が生じないように、シート状にした皮下脂肪を傷の下に敷き込んだうえで精密に縫合していくので、仕上がりがとても綺麗になると言う特徴があります。
帝王切開の傷は、今回は「 横切り 」でしたが、「 縦切り 」の場合でも綺麗に仕上げることが可能です。
いずれにしても、大量に脂肪吸引した後には、大なり小なりお腹のタルミがでるので、帝王切開の傷を含めて切り取ることが出来れば、これ以上のタルミ対策はありません。
さあ、脂肪吸引のビフォーアフターを見てみましょう。素晴らしい仕上がりになっていますね。このお腹を見ても、脂肪吸引されたお腹だとは、到底思えないクオリティーの仕上がりになっています。
前かがみになっても、皮膚のタルミをしっかり切り取っているので、術前とは大違いですよね！
↓正面から見ると、非常に美しい「クビレ」が出来上がっていますね☆ しっかり脂肪吸引した術後でも、この 自然な皮膚質感 になるのはかなり高い脂肪吸引技術が要求されます。数百ｃｃ程度の少量脂肪吸引であれば可能ですが、２０００ｃｃの大量吸引後にこの皮膚質感になる技術は他にはないと考えております。
後ろから見ても、とても綺麗なクビレが出来ていますね。
クビレのサイズは ７６.５cm ⇒ ６９cm（ マイナス ７.５ｃｍ ）となりました
どの角度から見ても、とても綺麗な仕上がりになっていますね。この「 どの角度から見ても美しい仕上がり 」であることが大切なんです。
さて、今回は 帝王切開の傷 を切り取って、そこから大量の脂肪を吸引して、「鬼クビレ」を作った訳ですが、腹部に外科手術をした跡がある場合、基本的には脂肪吸引は出来ません。腹膜を切開した部位（食い込んだ傷）の真下の腹壁が完全に閉じていなかったり、癒着が強かったった場合、脂肪吸引のカニューレが腹腔内にご挿入されてしまい、肝臓や腸などを損傷した事故が実際に起こっているからです。
ですので、外科手術の傷が腹部にある場合は、その部位の脂肪吸引で出来ません。しかし、その傷を切り取り腹直筋や筋膜を含む腹壁に問題がないことを直視下に確認して、そこから脂肪吸引をする場合は、このように脂肪吸引が可能になります。
帝王切開の傷跡拡大切除＋腹部「鬼クビレ」脂肪吸引をお考えの方は参考にしてみてください。
